文部科学省の「ライフサイエンス分野の統合データベース整備事業」における「統合医科学データベース構築方式の開発」
( http://ibmd.tmd.ac.jp/SemanticWeb/ 分担機関:東京医科
歯科大学)で大阪大学は神経疾患を担当し、我が国のライフサイエンス研究を支える
社会基盤としての多階層の統合医科学データベースを構築することを目指しています。
大阪大学が中心となって構築しているパーキンソン病データベースは、大阪大学医学部附属病院神経内科・脳卒中科
ならびに関連病院の神経内科に受診している患者さんのデータを蓄積しています。
その内容は、特定疾患の申請のために保健所などに提出される「パーキンソン病関連疾患臨床個人調査票」
の各項目に加え、服用薬剤の種類と投与量などを患者データとして入力するというものです。
これらのデータは、特定非営利活動法人、臨床研究教育支援センター(SCCRE)のサーバコンピュータに
厳重に管理、保存されています。データ内の個人情報と臨床情報とを分離し、匿名化された臨床情報の一部を
この公開サイトにて公開しております。各施設における、患者さんからの同意取得および倫理委員会の認可の進捗にともない、
公開できるデータ数が増えることで、より信頼性の高いデータベースの構築が期待できます。
ここには無作為に抽出したパーキンソン病患者さんの700ほどのデータが入っており、前述の通り個人情報は削除されています。
基本情報(性別・年齢)・臨床情報(重症度、発症年齢、初発症状など)・治療情報(処方された薬剤など)の検索条件を
入力することにより該当するデータが表示されます。今後データベースの解析結果を日常臨床を通してパーキンソン病患者さんに還元して、
より良い医療を追求していきたいと考えています。
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